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世の中はスマホ中心へ、Webでの「モバイルファースト」とは何か

「モバイルファースト」って聞いたことありますか?Webサイト(サービス)でよく聞かれるコトバです。

感覚的にはわかりますが、他人から「それっていったいなに?」と聞かれたときに、上手に説明するのは意外と難しいかもしれません。そこで今回は、モバイルファーストについて解説するのと一緒に、ぜひ2017年に押さえておきたいキーワードである「モバイルファーストインデックス」についても紹介します。

モバイルファーストとは今のユーザー行動に合わせた考え方

「モバイルファースト」とは、モバイル(スマホやタブレットなど。今回はスマホを例に説明します)を使う人の操作性を優先することです。Webサイトやソフトウェアのデザインをスマホからの利用を前提として設計、制作する概念を指します。

もともとWebサイトはパソコン向けに作ったものをスマホ向けにアレンジしてモバイル専用ページとして表示しなおしたり、パソコンと同じページをレスポンシブWebデザインでスマホ用として表示していました。

しかしスマホからWebサイトを閲覧する人が増えたことから、多数派であり、かつ画面サイズや通信面で制約が多いスマホユーザーのことを考えて作ったほうが合理的です。

グーグルではスマホユーザーが利用しやすい「モバイルフレンドリー」なサイトを推奨し、スマホで利用しにくいサイトは検索結果の順位を下げるような変更を2015年から行うようになりました。

2018年にはスマホサイトが評価の基準に

2016年末には、いままで検索ランキングを決めるためにパソコン版のWebページを評価していたものを、今後、モバイル版のWebページを評価するようにすると発表しました。これが「モバイルファーストインデックス」と呼ばれるものです。スマホサイトが基準になるこのグーグルの方針は、今までパソコンサイトを重視していた方にとって方向転換を求めるものでした。
→ モバイル ファースト インデックスに向けて(Google ウェブマスター向け公式ブログ)

2017年4月時点では、モバイルファーストインデックスはまだ導入はされていません。準備に時間がかかっていて2018年以降になるという予測もあります。
Google モバイルファーストインデックスの年内導入は困難、早くても2018年にずれ込むことが確実(海外SEO情報ブログ)

レスポンシブWebデザインのサイトや、同じURLで異なるHTMLを動的に配信しているサイトでは影響はありませんが、PCサイトとスマホサイトで表示する情報量が異なるサイトの場合は影響が出ます。また直接的な影響はなくても、サイト評価の基準がモバイルになることを考慮して、これからはコンテンツを制作していく必要があるでしょう。

(紙デジ編集部)

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